けものティータイム 攻略1

もふもふ経営SLGじゃないのか…
けものティータイムは2025年9月にSteamから発売されました。価格は1700円。開発はstudio Lalala, Kotoneiro。ニンテンドーSwitchでも配信されているみたいですね。
このゲームは、妹離れができないシスコン店長の 巨乳 お姉さんタルトとモフモフな最強にかわいい妹マカロンが喫茶店を切り盛りしていく経営シミュレーションゲーム…と思っていたのですが実際は切ないストーリーのビジュアルノベルでした。
スタート画面

ケモミミが当たり前の世界です。実はこのケモミミが物語の重要な部分になるとは最初は誰も想像できないでしょうw
ゲームのポイント
想像を遥か斜め下を行くストーリー
私は最初「モフモフで経営ができる」「ワイワイしながら料理を提供する」という感覚でこのゲームを購入したのですが全然違いました。
そりゃゲームの内容をよく確認しなかった私が悪いのですが、ゲームの紹介動画も見る限り、ほのぼの感が否めないんですよね。
ケモミミ × 喫茶店 × ASMR と動画でもでています。まぁ間違ってはいない。

開発側としては伏線を敷きたかったんでしょうが、もう少しメインの要素を表に出してもよかったんではないでしょうか?
ユーザーも遊びたいゲームを間違えて買っちゃう人いますよこれ。
実際の世界設定は過酷だった
※ネタバレを含みますので、まだ未プレイの方は閲覧注意!!
実はケモミミが生えている種族の正体は、人間がケモノウィルスに感染した姿。
人類は遺伝子構造上、近い未来絶滅が確定していた(SFの設定でよくあるやつ)。回避するためには人類が人類じゃなくなる必要があったためウイルスを生み出した。
だがそのウイルスの臨床試験中にバイオハザードが発生し、瞬く間にウイルスが拡散した。そのウイルスがケモノウイルス。
1年前にパンデミックと文明崩壊を引き起こした致死性のウイルスで、感染者は一定の潜伏期間の後ケモミミが生え、ウイルスが進行するとしっぽも生えてやがて徐々に臓器がむしばまれ死に至る。
…はっ?何言ってんの?
このことをゲーム設定に当てはめると、ある程度の結末が見えてくるわけです。
主人公の姉妹はケモミミのコミュニティで喫茶店を開き、妹はパティシエになるという夢もありました。お姉さんのタルトは人間で、妹のマカロンはケモミミとしっぽが生えています。
お姉さんは妹が長くないこと、妹も自分が長くないことを知っている前提で物語が進みます。
妹との約束は「ずっと笑顔で幸せでいること」
はいもう私こういうの苦手なんです。分かってはいたけど実際涙腺崩壊でしたから。感動して流す涙はいいんですが、切ない気持ちになって流す涙はちょっと別です。
こういう死生観をテーマにしたゲームが好きな人にはおススメできますがね。
レシピは保存する
ドリンクを作る時タルトさんがレシピを指示してくれるのでこれはいらない機能とばかり思っていたのですが、ゲーム後半になると客が「いつものやつで頼む」と常連っぷりをアピールしてきてタルトさんも「いつもの」という指示になりレシピが分からなくなります。
いつものって何ですか?
序盤のうちに出会ったキャラクターたちのお気に入りレシピは登録しておいた方がよさそうです。
実績解除は難易度高め?
1回クリアしましたが特典が見当たりませんでした。ニューゲーム押しても引き継ぎ要素もなかったので、これはSteamにある実績集めは大変そう。
理由はさっき言った引継ぎがないので1回のプレイですべてを揃えないといけない実績が多々あるからです。
例えば「充実の厨房」というお菓子作りに必要なものが普通にクリアして全部購入できなかったことです。つまりすべて買えるよう資金繰りに工夫が必要というわけですね。
他にも謎の実績もありますしこれは骨が折れそうですね…。それではまた
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