ダンジョンに生息だ! 攻略1
元ネタを知らなかったから苦戦したのか?
ダンジョンに生息だ!は2025年12月にSteamで発売されました。価格は900円。開発はドクローネさん。個人でインディゲームを作られている開発者様です。
このゲームは2007年に登場した「勇者のくせになまいきだ。」のオマージュっぽく作られた作品です。結構有名なタイトルで私も名前だけは聞いたことがあるのですが、本家はプレイしたことがありません。
とりあえずクリアできたので、正直にゲームについて思ったことと攻略のポイントをお伝えします。
ちょっと難しくないか?
難易度がおかしい
まず始めにこのゲームはかなり難易度が高いです。これは恐らく本家の「ゆうなま」を経験したプレイヤーを意識した作りになってると思われます。ですから私みたいに緩く構えてるととんでもないことになります。
Steam実績を見ても途中のステージ5で10%弱、全クリで3%弱 (2025年12月時点) なので、クリアすること自体が難しいというのが分かります。
前作をやったことなくても臨機応変にサクサクこなせる神プレイできる人が羨ましいかぎりですね。
時間がない
広大なダンジョンを手入れしたいのに制限時間があります。冒険者が来る間隔も個人差があり、早いヤツはすぐ来ます。ですからじっくりトラップを仕掛けている時間がありませんし、そもそもトラップの作り方すら具体的に教えてくれません。
システムが複雑
このゲームの鍵であるシステム、突然変異がとにかく分かりにくいです。進化ポイントであるブロックの配置をいちいち確認する必要があり、初心者の私は覚えきれません。
しかしこのゲームは突然変異を活用するのとしないのとでは難易度が劇的に変わりますので我流でプレイしていると突如詰む恐れがあります。チュートリアルは丁寧に読みましょう。
ゲームのポイント
突然変異
先ほど述べた「突然変異」ですが、これは手持ちの生物を進化させることができます。進化はお手入れポイントを使ってもさせることができますが、これに頼ると後半のステージで今度はポイントが枯渇して何もできなくなる状況になるので、突然変異させるクセを身につけておきましょう。
クリアだけならレンジャーだけ覚えれば大丈夫です。「スタスタ」と「ビジィ」または「シュリン」「タツノゴトシ」ですね。この4種は最後まで進化するととても頼りになります。
スタスタ
接近タイプ。このままだととても弱いが、ルカルカニまで進化させるとめっちゃ固くなります。
ビジィ
遠距離タイプ。序盤~中盤ではかなり強いです。毒持ちで量産すると強力ですが、エサを食い荒らすのが厄介。
シュリン
接近タイプ。スタスタの魔法版。
タツノゴトシ
遠距離タイプ。ビジィの魔法版ですが、レンジャーの中で一番火力が高く他より優遇されている気がします。攻撃は味方も燃やしてしまいますが、タツノゴトシ族同士なら無傷なので、集団での集中砲火は破壊力抜群です。
- ざっくり突然変異の条件・スタスタ例
- ① スタスタがいっぱいやられる (プレイヤーが意図的に消すのはダメ)
- ② すると「スタスタの様子が…」アナウンス
- ③ その時1つだけ出っ張っている土レベル2のブロックを掘るとビジィが産まれる
- ④ このビジィが生きれば以降はクマンビジィが産まれる
- ⑤ 死ねば以降ギラファスタが産まれる
- ⑥ これを繰り返せば最終進化できる
ですから突然変異はまず対象を餓死させるか、冒険者たちにいっぱい倒してもらう必要があります。マジで面倒くさい。
ユニーク種
いくらスタスタをたくさん倒してくれても冒険者を止められなかったら意味がありません。そこで序盤で頼りになるのがユニーク種です。これチュートリアルで説明があったのですが、この時の私はもちろん「ハナシキーテ・ヘンカッター」を唱えていました…。
全方向隣接していない土レベル2のブロックからマンティス・ラオを生み出すことができます。これが序盤で役に立つのでスタスタと一緒に戦わせましょう。
ちなみに養分値が30超えた状態で全方向隣接していない土レベル2だとマンティス・タオが産まれます。ピンク色のカマキリでめちゃ強いですが、生産がちょっと面倒です。

養分はチューリップが咲いた真下に溜めたいブロックを置き、咲いたチューリップを潰すとそのブロックに養分が溜まっていきます。これを繰り返せば30以上になります。
罠を仕掛ける
簡単なトラップです。中盤ステージぐらいまでは瞬殺できます。終盤はこの罠1つじゃ無理なので複数設置する必要があります。

① 序盤は下にスタスタと、この①ブロックでユニーク種を生み出していきます。生み出されたユニーク種は下の③に溜まっていきます。
② ジョローを産み蜘蛛の巣を張らせます。これで下に落ちてきた冒険者を一時スタン状態にします。ステージがジョローじゃない場合はシャコでもアンコウでも置きましょう。
③ スタスタなどのレンジャーを繁殖させていきます。エサは上から釣るしておけば伸びた時に勝手に食べてくれるので楽です。
④ シチズン種を閉じ込めバフを得ます。エサを与えておけば勝手に繁殖します。いつの間にかいなくなっている時もありますが、1匹いればまた元に戻すのは簡単ですので、たまに目を配っておきましょう。
相手の数にもよりますが、とりあえず下に降りた冒険者は…というトラップです。あとおま環かもしれませんが、数を増やすとFPSが極端に下がります。
チボとジボ
こちらは土レベル1で生み出せる蝶々。配置はユニーク種と一緒です。勝手にキノコや生物を生み出してくれますので、テキトーに飛ばしておきましょう。チリツモで強力なダンジョンになっていきますが、こちらも増やすとカクついてきます…。
まとめ
- このゲームは難しい
- 突然変異を積極的に使っていく
- カマキリは序盤で使う
- 罠を仕掛ける
- 蝶々も飛ばす
私も最初はどうやって進めるのか分かりませんでしたが、理解してくるとそこそこ面白く、とても奥が深いゲームだと感じました。Steam評価が高いのも納得いきます。
…ですが私にはやっぱり苦手なジャンルかもしれませんwそれではまた
